海外旅行保険について

楽しい旅のために気をつけていること の記事に、「海外旅行保険に入ったほうがいいですよ」と書きました。幸運なことに私自身は旅行中のトラブルや体調不良にならなかったため保険は使ったことがありませんが、実際に保険に入っていて助かった友人もいます。私はいつも「安全はお金で買う」と考えて旅行計画を立てたり、旅行中に行動をしているので、必ず加入しています。アメリカだと盲腸の手術を保険を使わずにやると200万円近くかかるなど医療費は高いので、保険は大事ですね。

たとえば成田空港で保険に申し込もうと思ったとき、成田空港内だけでもいくつも保険会社が並んでいて迷ってしまいます。”この補償は外せない!”と思っているものがいくつかあるので、ここで紹介していきます。

補償内容

傷害死亡:旅行中の事故によるケガが原因で、亡くなった場合
傷害後遺障害:旅行中の事故によるケガが原因で、身体に後遺障害が生じた場合
治療・救援費用:旅行中にケガや病気で治療を受けた場合の治療費の支払いなど
疾病死亡:旅行中に病気が原因で亡くなった場合
個人賠償責任:旅行中に他人にケガをさせたり、お店の品物を壊してしまったして、、法律上の賠償責任を負った場合など
携行品損害:旅行中に携行する時計、カメラ、スーツケースなどを盗まれたり、落として破損した場合
航空機寄託手荷物遅延費用:旅行中、搭乗時に航空会社に預けた手荷物が、到着後6時間以内に目的地に運搬されなかった場合

どの保険を見ても大体これらが補償内容としてあげられていることが多いです。

重視する補償

保険を選ぶときに重視しているのは、治療費用携行品損害航空機委託手荷物遅延費用です。

まずはやっぱり治療保険。冒頭で書いたように、盲腸の手術で200万円かかることもあります。歯医者の治療費用などもすぐ10万円を超えてしまうので、治療保険の補償は手厚いほうが安心です。

次に、携行品損害。海外旅行でスリの被害にあった、なんて話はよく聞きます。火災やホテルの水漏れなどで自分の大切なものが壊れてしまう…というケースもありますし、結構活用するケースも多いかと思います。この補償がついていない保険もあるので、ついているものを選ぶと安心。

最後に、航空機委託手荷物遅延費用。目的地への到着後、96時間以内に購入した衣類(下着、寝間着など必要不可欠な衣類)・生活必需品(洗面用具など)の費用や、やむを得ず必要となった身の回り品の費用などを、1回の事故につき10万円を限度として支払うというものです。
乗り換えの多いフライトだと、自分のスーツケースが目的に届いてない!届くのは3日あと!なんて話、よく聞きます。参加したツアーの参加者の一人のスーツケースがなくて困った、というのも二度ほどありました。
この補償もついていない保険が多いですし、その方が保険料も安くなることが多いのですが、預けた荷物のトラブルは本当によくあることなので入っていて損はないかと思います。

死亡保障は私の場合、自分の子供がいるわけではないのであまり重視していません。人によってはここを重視したい方もいると思いますので、自分に合った保険を探してみてください。

クレジットカード付帯の海外旅行保険

クレジットカード付帯の海外旅行保険の場合、カード会社のHPや、電話で資料を取り寄せると、どのような場合に保険として機能してくれるかが確認できます。
よくあるのが、「参加する海外旅行ツアーをそのクレジットカードを使って決済していないと、保険として使えない」というケース。あとは、保証内容を確認すると治療費用の補償額があまり多くないことも多いです。

私のクレジットカードは保険がついていて安心!と思って持っていったら使えない…だと困るので、旅行の前にどのような条件で保険が適用されるのか補償内容はどうなっているのか、を確認してみてください。

年会費が高めのゴールドカードや、航空会社のマイレージを貯めやすいカードのランクを上げたもの(ANAワイドカード)などは旅行の決済をそのカードでしていなくても保険を使えるものが多いです。

年会費が無料のものだと、マルイなどで使える【エポスカード】。こちらは補償額は多くないものの、旅行の決済をしていなくても使えるので、学生時代はこれを旅行に持ってきている人が多くいました。エポスカードはネットでマイページにログインすると、海外旅行保険について書いてあるページがあり、そこから資料請求も行えます。「この国ではこの電話番号に連絡してください。」や「保険を申請するに当たって必要な書類」などが書いてあるので、エポスカードの保険を活用したいときにはカードと請求したガイドブックを旅先に持っていくことにしています。


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